人権について考える日(12月12日)

2021年12月12日 15時13分

 何がすごいって、地域で人権を考える日があって、それが35年も続いていることです。誰かがしてくれるのではなくて、自分たちでするということです。

 こういうことをしているから、地域に差別が全くないというわけではないと思います。差別や偏見は、新たに生まれてくるものもあるからです。または、学習したことを忘れてしまうこともあるからです。

 しかし、このような活動が続くことで、問題が起こっても解決に至る道のりが短くなると思います。地域全体の人権意識が高くなれば、「それは差別だ」「それは問題だ」ということを言いやすくなるでしょう。

 みんなで考えれば、問題の解決は早いと思います。

 「人権まつり」”まつり”という名称は、イベントを想起させますが、そうではありません。「みんなが参加する」という意味です。

 今日は、3会場に分かれるという初めての試みでしたが、多くの方にお集まりいただき、人権について考えることができたことを共に喜びたいと思います。

 会場設営から、今日の実施、片付けまで、参画、参加、ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。