リモートのメリット・デメリット(11月16日)
2020年11月16日 10時19分11月14日(土)愛媛県PTA大会が開催されました。
実際の会場は東温市でしたが、来場者人数制限のため、例年参加している多数の単位PTA代表者に対しては、YouTubeによるオンライン開催となりました。
挨拶、祝辞、表彰状授与などが、字幕が出たり顔がアップになったりして見やすい動画となっていました。会場が東温市ということで、アトラクションは、坊っちゃん劇場が現在上演中の「鬼の鎮魂歌(レクイエム)」をダイジェスト版にまとめ、あらかじめ録画した動画として配信されました。物語の続きが気になる…、というところで終わってしまいました(^^)
講演は、社会学者の古市憲寿氏。現代社会を切り取った内容で、学校で学ぶ意味やICTを中心とした効率化、キャリア形成の考え方など、参加者からの質問や疑問に答える形でお話しくださいました。
無駄を省きつつ自分が得意なことや好きなことを持つことの大切さや、そこには人のつながりが強く関わっていることなどを、古市氏ならではの切り口で示しておられました。
今回は、書き込み話し合いなどの双方向通信はなく、事前に提出した質問に答えていただく形だったので、古市氏も反応が見えないことに対する不安があったようでした。
会場まで出向く必要がなく端末さえあればどこにいても参加できるのは、大きなメリットです。今回のデメリットとしては、場の雰囲気が分かりにくいことです。また、せっかく東温市でありながら、豊かな自然を感じる場面や坊っちゃん劇場の演者たちの空気を震わせる声が伝わらないのもデメリットではないかと思いました。
今後、リモートの会合は増えていくと思いますが、研修や利用の効果を上げるためには、内容により使い分けていくことが大切でしょう。
豆知識:以前も紹介しましたが、「PTAの歌」の作曲者は、NHKの連続テレビ小説「エール」のモデル、古関裕而さんです。そう言われれば、特徴のあるメロディーです♫