当たり前のありがたさ(8月27日)

2020年8月27日 11時17分

 当たり前に授業が行われています。ありがたいことです。

 1、2年生は一生懸命校歌の練習。3年生は理科で張り切って発表。4年生は絵の題材に頭をひねり、5,6年生はパソコンで調べ学習。

 マスクをして、少し距離を取って。でも、子どもたちは、当たり前に授業に取り組んでいます。

 今年度は、この当たり前の風景を見るまでに時間がかかりました。それだけに、今の授業風景がありがたく思えます。

 小学生は、大人に比べて生活経験が少ないので、「これまでどうだったか」「これからどうなるのか」よりも「今、どうするのか」のほうに目を向ける割合が高いのではないかと思います。その分、順応性も高いのでしょう。

 また、子どもの社会は大人社会の縮図と言われます。子どもの言動は大人のコピーであることが往々にしてあります。不安も希望も、大人の言葉や行動を見て身に付けているのです。

 我々大人は、子どもに「背中を見て育て」と言えるように、今、進むべき希望の道を照らすことが必要だと痛感しています。