新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見の防止に向けて~文部科学大臣メッセージ~

2020年8月26日 10時25分

 新型コロナウイルス感染症の感染者や医療従事者関係者へ差別の刃を向けず、偏見の目を持たないよう、文部科学大臣からメッセージが出されました。

 子どもたちには、繰り返し、「感染した人はウイルスと闘う戦士、周りの人は共に闘う仲間。敵はウイルスだ。みんなで乗り越えよう。」と伝えてきました。

 このメッセージも「ウイルスを恐れ、人を恐れない」ことを伝えています。科学的な視点でこの問題を見ると、人を悪者にすることの愚かさが見えてきます。感染した人を悪者にすると、感染したことをだれも公表しなくなり、感染が広まるばかりか、ウイルスの正体さえ見失うかもしれません。

 感染者や医療従事者をはじめとする関係者を支え、励ますことが、自分が感染したときにも安心して治療を受けることができる環境を作ることになります。

 自分がつらい立場に立った時に、生きやすい社会であるかどうか、私たちが問われています。

 ※ 児童生徒のみなさんへ→20200825児童生徒のみなさんへ.pdf

 ※ 保護者、地域のみなさんへ→20200825保護者 地域の方へ.pdf

 ※ 相談窓口→20200825相談窓口.pdf